キハ47-7000番台「みすゞ潮彩」は2007(平成19)年に登場した観光気動車です。
山口県西部から日本海側の観光振興を目的として、下関市、長門市の出資によってキハ47型2両が改造されました。
長門市出身の童謡詩人、金子みすゞをイメージして内外装がデザインされたのが特徴で、
金子みすゞが活躍した大正時代に流行した、アール・デコ調のデザインが取り入れられました。

マイクロエースはこれまでに数多くのジョイフルトレインを製品化し、多くのお客様からご好評を頂戴しております。
ジョイフルトレインシリーズのさらなる充実を目指し、このたびキハ47-7000番台「みすゞ潮彩」を製品化いたします。

前面の拡大です。
塗装の変更や装飾の取付けによってイメージを一新しています。
2013年3月まで一般型気動車との併結運用が存在したために前面貫通扉が残された点が、同じキハ47-7000番台の「瀬戸内マリンビュー」と異なります。
オデコ部分の帯が放射状に途切れるデザインを精密印刷で忠実に再現しています。

前頭部を斜め上からご覧ください。
多数の車体装飾を精密印刷で再現しています。
八角形、三角形の特徴ある側面窓形状がひときわ目を引くデザインです。
階段状の装飾帯や運転席側面下部のエンブレムがアクセントになっています。

オデコから肩部にかけての赤い三角形状の部分は実車の屋根表面と車体部分の材質の差をトーンを変えることで表現しています。

指定席車のキハ47-7003です。
運転台側の客用ドアが埋められた点や窓形状が変更された点など、実車に忠実に再現しています。
後端部の売店部分の窓形状が階段状になっているのがユニークなデザインです。

側面の意匠をアップでご覧ください。

客用扉窓ガラスにはエンブレムの印刷が入ります。
各種表記はもちろん、ドアスイッチや四角い緑色の「指定席」表示も精密印刷で再現します。

自由席車のキハ47-7004です。
こちらの車両は塗装の変更以外の窓形状や内装は通常のキハ40系リニューアル車に準じた形態です。

トイレ用水タンクは
「A0723：キハ47-0・リニューアル　首都圏色　2両セット」で新規作成した部品を使用します。

「みすゞ潮彩」単独運用のほか、
A0723：キハ47-0・リニューアル　首都圏色　2両セット(2013年5月以降発売予定)
や
A0711：キハ47更新車・山口鉄道部　4両セット(2004年6月発売)
などと併結して、以前に見られた朝ラッシュ時の4両編成の再現が可能です。
このため、連結用の交換用カプラーが付属します。

●商品仕様は こちらをご覧ください。

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