車体形状に対応した新型動力ユニットが登場!
予てから製品化決定をお知らせしている西武001系「ラビュー」用に開発中の動力ユニットをご紹介します!
当ページの画像はすべて試作品です。最終的な製品とは異なりますので、予めご了承願います。
また、本サイトをご覧の環境(モニターや端末など)により、実際の試作品とは異なる色調で見える場合がございます。併せてご了承ください。
※当ページでご紹介しているものは3Dプリント出力品による機構、形状検討用試作品に手作業で着色したものです。
金型を用いたABS樹脂およびダイキャスト製成型品とは反りや歪みなどの精度や、
サポートに由来する箇所の形状および仕上の状態が著しく異なります。
昨年秋に製品化決定をご案内して以来、開発進行中の西武001系「ラビュー」。
大胆な意匠で大きな話題となったこの車両の魅力の一つとして、大きな客室窓が挙げられます。
実際に乗車した皆さまなら膝の辺りにまで達する大きく開放的な客室窓が大きく印象に残るものと言われれば納得されるでしょう。
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マイクロエースではこの大きな側面窓が車両を構成するデザイン要素の中でも非常に大きなウエイトを占めるものと判断、
実車の魅力をなるべく模型に落とし込むために様々な検討を重ねました。
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当初は従来型の動力ユニットを使用したオーソドックスな構成という案もありましたが、
担当者をはじめ、実際に乗車した社員からは異論が続出。
実物に乗車した後で製品を手に取ったお客様が落胆するのは明白であると開発予算を確保し、
このたび設計案も固まって来たところで新型動力ユニットの開発についてご案内できる運びとなりました。
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試作したボディと従来型動力、新型動力を比較した画像をご覧ください。
従来型動力は撮影時にたまたま手元にあった荷物電車用のもので、別部品のトイレを除いて全体的にフラットなものです。
フラットな形状ながら客室窓の下方約3分の1が隠れてしまうことがわかります。
この点だけでも新たに動力ユニットを設計開発することの意義がよくおわかりいただける画像でしょう。
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動力ユニット単体では概ねこのようなイメージとなります。
全体的な構成は既存の動力ユニットと大きく異なる点はあまりありませんが、
構成する各部品の寸法や形状、組合せ方などを見直すことで高さ方向の寸法を大幅に圧縮しています。
また、床下機器部分のダイキャストフレーム部品のボリュームを従来動力と比較して削減、
プラスチック製床下機器の凹凸感をより豊かに表現可能となっています。
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●商品仕様、発売時期などは決定次第改めてご案内いたします。
現在今冬の発売を目指して開発進行中!
西武鉄道株式会社商品化許諾済
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