A9740,A9742 12系・14系 和式客車「あすか」の試作品をご紹介致します。
和式客車「あすか」は昭和62年に12系・14系客車からの改造により登場したJR西日本のジョイフルトレインです。座椅子が並ぶ畳敷きの和室を中心に、展望室や談話室などの定番装備を備えています。平成8年には全体のリニューアル工事が行われ、ベース塗装の変更や雨樋の張り上げ工事が行われました。マイクロエースでは登場時と末期の二種類の姿を製品化。お手元で「あすか」の歴史をお楽しみいただけます。
下記写真は一部を除き出荷直前の量産品（品質確認用見本）を撮影したもので、ホビーショーなどで展示していた試作品を元に見直しを行っております。
なお、本セットには動力車を含んでおりません。走行には別途機関車が必要です。
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A9740・登場時セットの1号車、スロフ12-851です。登場時はグレーベース、雨樋が元となった12系と同じ高さにありました。
「あすか」の展望車は登場時のごく短い時期のみ、「スロフ」となっていましたが、すぐに「マロフ」に変更されています。
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A9740・登場時セットの3号車、オロ12-852です。側面の扇模様は各車で異なる色が使われていました。
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A9740・登場時セットの4号車、オロ14-851です。これのみオハネ14から改造された車両で、寝台車時代の深い屋根を残しつつハイデッカーのイベントスペース車に改造され、編成のシンボル的な存在になっていました。模型でも特異な形状を再現しています。
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A9742・リニューアルセットの1号車、マロフ12-851です。雨樋高さが変更され、車体色がアイボリーに変更されたために登場時とはイメージが変わりました。
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A9742・リニューアルセットの4号車、オロ14-851です。登場時の写真とは反対側の側面を撮影しています。
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A9742・リニューアルセットの5号車、オロ12-853です。
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なお、A9742・リニューアルセットはホビーショー等で展示致しました試作品と比べ、車体色を大きく変更致しました。
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A9740・登場時セットの編成両端、展望室部分です。実車のイメージを忠実に再現致します。
製品では片側のスロフ／マロフにアーノルドカプラー装着済み、もう片側にはダミーカプラーを装着済みです（アーノルドカプラーに交換可能）。なお、今回の「あすか」では、実車に則して愛称幕は前進時、後進時共に白色で点灯するよう、回路を改めました。テールライトは後進時のみ点灯します。
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妻面のダンパ装置は別部品で立体的に再現します。写真はA9742・リニューアルセットですが、登場時セット（上写真）と比べて雨樋の高さが異なっている事がお判り頂けると思います。
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A9740・登場時セットの客室ドア周りです。各車のドア横に、花をモチーフとしたイラストが描かれていました。今回商品では側面方向幕は印刷済みとなります。
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A9742・リニューアルセットではドア横のイラストが一新されました。トイレ付きの車両では、床下にトイレタンク部品が取り付け済みです。
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各車の室内にはお座敷の座椅子やテーブル、サービスカウンターや個室、トイレなどをリアルに彫刻致しました。
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JR西日本商品化許諾済
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