販売方法について

■販売イベント：第22回国際鉄道模型コンベンション(JAMコンベンション)

■販売場所：東京ビッグサイト東1ホール

■販売期間：2023年8月18日(金)〜8月20日(日)

■販売価格：10,000円(税込)

■整理券について：
　*本製品の購入には各日、開場前より先着順で配布予定の整理券が必要です。
　*整理券は各日とも枚数に限りがございますので、あらかじめご了承ねがいます。
　*購入はお一人様1点限りといたします。
　*整理券をお持ちでありながら購入されなかった分の再販売(いわゆるキャンセル販売）は一切行いませんのでご承知おきねがいます。

※本告知の内容はやむを得ず変更となる場合がございます

　新潟地区の車両のメンテナンスは国鉄時代より新津駅に隣接した新津車両所が担当していましたが、1993年度から新津地区に車両製造工場を建設するプロジェクトが発足、検査担当工場が変更されることに伴って入出場回送は機関車による牽引となり、このために片側に自動連結器を備えた「控車」が用意されることになりました。
　当時余剰となっていた115系先頭車から2両が抜擢され、連結器交換のほかに反射板掛けの設置やブレーキ管の改造などが行われ、車体塗装も朱色5号とクリーム1号を斜めに配した、視認性に優れたものに一新されました。
　この一風変わった115系先頭車は中間に工場に入出場する車両を挟み込んで使用され、主に新潟地区と土崎工場の間で運用されましたが、ごく稀に長野工場への入出場にも使用された記録が残っています。のちに入出場車が自走可能な立地の工場で検査を行う体制に改められたことから、異色の115系先頭車は1998年に引退しました。
　マイクロエースでは地味な存在ながらも国電ファンの間でひそかな人気を誇った「上沼垂運転区控車」を2023年のイベント限定品にセレクト。部品共用のために完全再現ではありませんが、一目見たら忘れられないインパクトの事業用115系をお届けします。反射板部品と両面テープが付属しますので、実車同様に様々な車両を挟み込んで機関車に牽かせる楽しみ方はもちろん、運転区の「不動のヌシ」たる姿として、ヤードのマスコットとしてもお楽しみください。
　なお、実車に基づき本セットに動力は含まれないほか、ヘッドライト、テールライト、前面表示器は点灯しませんのでご承知おきください。

2両のクハ115はそれぞれ個性的な佇まい。一目で識別可能な特徴として、左側のクハ115-41はヘッドライトがシールドビーム化改造された姿を再現します。
セット状態で機関車牽引状態で楽しめるように、クハ115-41は伸縮式ボディマウントアーノルトカプラー(AEカプラー)を装着済です。

朱色とクリームの塗り分け線の相違もそれぞれ再現します。
細かい点ですが、右側のクハ115-151のダミーカプラーは自動連結器タイプを装着している点にもご注目ください。

クハ115-41(上)、クハ115-151(下)をそれぞれを俯瞰でご覧ください。
基本的な構造は近年マイクロエースが製造している国鉄近郊型電車(非ユニットサッシ)に準じています。

各種標記もマイクロエースの水準で印刷表現します。
後端のJR東日本のコーポレートカラーである緑色のJRマークが良いアクセントとなっています。

両先頭車の屋根上にもご注目ください。
上側のクハ115-41は最前列の箱型ベンチレーターが未装備のグループで、それ以外の押し込み型ベンチレーターの配列も異なります。

※部品共用のため、クハ115-41車体側面前端の雨樋の長さについては省略しています。悪しからずご了承ねがいます

JR東日本商品化許諾済